みちする

宇治駅で市場開催!
山城マルシェにGO

2023.07.19

京都府宇治市は日本を代表する古典文学として世界的に有名な『源氏物語』の終盤、通称「宇治十帖」の舞台。市内にある、平等院や宇治川、宇治神社などは全国的に知られた『源氏物語』の聖地だ。これら観光名所へのアクセスに便利なJR西日本の〈宇治駅〉で、2016年から年数回のペースで開催されている〈山城マルシェ in JR宇治駅〉が盛況だ。

会場は宇治駅2階の自由通路。出店者は山城地方の農産直売所や飲食店。〈やましろ産ごちそうさんプラットホーム〉〈やましろ農産物直売所ネットワーク〉〈宇治市〉〈京都府山城広域振興局〉の共催で、2023年度は6月から翌1月までの間に全6回開催。今回は本年度2回目となった、7月11日の模様をのぞいてきた。

時刻は16時。買い物帰りや下校中の人々でにぎわう平日の宇治駅改札前で〈山城マルシェ〉がスタートした。ずらりと並んだブースに置かれたのは、京都府南部のおいしいものたち。たとえば、トマトやとうもろこし、なすといった夏野菜、京丹波の豚肉を使ったハンバーグや、宇治の抹茶をふりかけた鯛茶漬けセット、わらび餅や梅のジャムなどなど。農産物からご当地グルメまで、なんとも多彩なラインナップだ。

地元宇治市の〈松井農園〉はトマトやスイートコーンなどの新鮮な夏野菜をお手頃な価格で取りそろえていた。
〈山重ファーム〉の色も形も美しいなすやきゅうりには列が途切れなかった。
久御山町の直売所〈旬菜の里〉のブースには、町内の名物である甘いホワイトコーンも。
木津川町の〈やましろふれあい朝市倶楽部〉は近畿地方ではまだ珍しい、おかわかめで注目を集めた。
〈異食家styleよっしゃん〉は宇治の抹茶を使った「真鯛のあぶり漬けしょうゆ茶漬け」のテイクアウトで人気。
城陽市の〈あぐり工房・梅工房〉ブースではさまざまな梅食品が。肉料理との相性もいい梅ジャムがおすすめ。
世界初のアボカドチーズケーキ専門店〈AMERICANA〉。クリーミーなお店の看板スイーツはその名も「アボカドチーズケーキ」。
〈Redbell(株式会社都給食)〉のハンバーグは、京丹波高原豚と国産牛で作ったジューシーでボリューミーな一品。
手づくりの飴を追求する〈株式会社岩井製菓〉は、わらび餅や塩飴で納涼気分を感じさせてくれた。

いつもとは違う駅の光景に大勢が足を止めていく。物珍し気に商品を手に取る外国人観光客の姿もちらほら。まるで夏祭りの屋台を眺めているような賑わいだ。この楽しいイベントにはどんなテーマがあるのだろう?
「地域の魅力ある“食”を知ってもらうことです」と答えてくれたのは京都府山城広域振興局の小林佐稔(こばやしさとし)さんだ。
「山城地方の農林水産物を集めているのはもちろんですが、飲食店さんや食品事業者さんもこだわりの店ぞろいです。出店してもらっているのは、地場産品を食材に使われていたり、京都府の事業を利用されて食品開発をされたりしているお店が中心です」。

「宇治駅さんにご協力いただけているのは本当にありがたいです」と語る小林さん。

宇治駅を会場にしているのはどうしてですか?
「通勤・通学だけでなく、観光地へのアクセスにも使われている駅なので、たくさんの人にブースを見てもらえるかなと。改札を出てすぐにマルシェが開かれているのは、良い驚きになっていると思います」。

夕方になると今度は仕事帰りの社会人がマルシェに立ち寄っていく。

「どれがおすすめですか?」
「いつもはどこで営業してるの?」
そんな会話が、あちこちから聞こえてくる。お客様と販売スタッフが和気あいあいと交流できるのはマルシェの醍醐味。この素敵な宇治駅の空間は「十帖」といわず、もっともっと末永く続いていってほしいと思った。

今後の開催予定(2023年度)
・3回目:令和5年10月10日(火曜日)16時00分~18時30分
・4回目:令和5年11月14日(火曜日)16時00分~18時30分
・5回目:令和5年12月12日(火曜日)16時00分~18時30分
・6回目:令和6年1月16日(火曜日) 16時00分~18時30分

お問い合わせ
山城広域振興局農林商工部 農商工連携・推進課
宇治市宇治若森7-6
電話番号:0774-21-3212
ファックス:0774-22-8865
y-n-noushoko@pref.kyoto.lg.jp

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