秋フルーツ特集:お得でおいしい果物の天国!いずみ山愛の里
2023.09.14 FOOD
実りの秋に、ぜひとも訪れてほしい道の駅が大阪府和泉市の〈いずみ山愛の里〉だ。2022年のリニューアルで拡大した〈地場産品販売所〉には、地域の野菜や近隣漁港で水揚げされた海鮮、味噌や醤油などが幅広く並ぶ。多くの農産物が旬を迎える秋にはより一層、〈いずみ山愛の里〉の売り場は賑わいを増す。
その中でもお客さんから人気なのは、ぶどう、梨、桃などの秋の果物の数々。新鮮な朝採れの作物はもちろん、それらを使った手づくりジャム、ジェラートなどが商品棚にあふれている。
9月初旬の〈地場産品販売所〉で目を引いたのは、和泉市特産品のいちじく。〈地場産品販売所〉のいちじくは、表面に張りがあり丸みを帯びていて、なおかつ全体が赤褐色に染まっている。これらの外見は完熟しているいちじくの大きな特徴なのだとか。そのうえで、おしりがうっすら十字に割れているいちじくが食べごろのサインだ。
〈いずみ山愛の里〉でリピーターを集めているいちじくのラベルには「井上民子(たみこ)」 さんの名前があった。地元で専業農家を営む井上さん一家はいちじくのほかにも白菜やピ ーマン、キャベツ、みかんなど、さまざまな作物を一年中育てており、どれも〈いずみ山愛 の里〉で評判だ。
実際に、道の駅から車で 10 分足らずの場所にある井上さんの畑へと足を運んでみた。民子 さんと一緒に畑で働く息子の和憲(かずのり)さんにいちじくづくりの秘訣を聞いてみると、
「普通に水と肥料をあげているだけですよ」とご謙遜のコメント。
しかし、カラスなどの害獣や天候と戦い続け、毎日朝早くから熟した果実をもいでいく仕事にはたいへんな労力がかかっている。「普通」からは程遠い繊細な手間の積み重ねが、〈いずみ山愛の里〉で井上さんのいちじくを人気にしてきた。「実はふっくらしていて、すごく甘い」とお客さんから太鼓判を押されている。
まるごと果実以外にも、〈いずみ山愛の里〉にはさまざまなフルーツ関連食品が揃っている。特産品のみかんでつくられたジュース、生産者さんがつくったジャムやバターなどは〈いずみ山愛の里〉でなければ手に入りにくいものだ。
また、〈いずみ山愛の里〉のオリジナルジェラートにも注目だ。ジェラートの原材料に使われているいちご、みかん、レモンなどは和泉市の農家さんから買い取ったいわゆる「二級品」。色合いや大きさの問題で、そのまま販売できなかったわけありの果物たちだ。ただし、「二級品」だからといって味や香りが落ちるわけではない。処分するにはあまりにももったいない果物を〈いずみ山愛の里〉はジェラートにして再利用している。果物本来の甘酸っぱさを閉じ込めたフレーバーは、まさに「一級品」。
〈いずみ山愛の里〉の果物とその関連食品を見ているうちに、井上さんの言葉を思い出した。
「近所に〈いずみ山愛の里〉があってよかったです。いちじくは日持ちする果物ではありません。生のままだと2、3日で食べられなくなってしまいます。道の駅の直売所には収穫してすぐ出荷できるから、一番おいしいときにお客様に食べてもらえます」。
地域に寄り添いながら活動している道の駅の直売所は、その土地が生んだ果物を新鮮なまま味わうには絶好の場所だ。また、農家さんの手づくり食品や道の駅の熱意が生んだオリジナルスイーツにも、「丹精を込めてつくられた果物を大切に使い切りたい」「果物のいろいろな楽しみ方をお客さんに知ってほしい」という思いがこめられている。〈いずみ山愛の里〉の農産物への愛情は、「お宝キャンペーン」という企画にも表れている。朝採れの野菜、果物を格安で買えるこのキャンペーンは、多くのお客さんが道の駅に足を運ぶきっかけになっているとか。
(キャンペーン詳細は文末に。)
生鮮はもぎたての最高の状態で。加工食品は地場産品を原材料に。そして、お客さんにはおいしく新鮮で、しかもお得にお届けする。お客さん、生産者さん、そして産直品へと全方向への「愛」があふれる〈いずみ山愛の里〉の直売所で、ぜひともおいしい秋を満喫してほしい。
〈いずみ山愛の里〉からお得な情報!
〈いずみ山愛の里〉では「お宝キャンペーン(※)」を実施中!販売所のどこかに「10円」の値札が貼られたお宝商品が隠されている。いつもの高品質な野菜や果物をたった10円で買えるチャンス。ぜひとも、お宝探しにチャレンジしてみて。
※お宝商品はひと家族1個まで。
※お宝の出現時間は決まっていません。