グルメ:
旬菜レストラン
つむぎのメニュー
2022.12.06
地元の人たちやドライバーに愛されている旬菜レストランつむぎでは、地場産の野菜の良さを引き出したメニューが好評。
食後には、インスタ映えスイーツも一緒にどうぞ。
旬菜レストランつむぎが推しているメニューは「山愛御膳」。その名前の通り季節によって使われる食材が変わり、地域の旬を味わえる。提供されているのは肉料理と魚料理の二種類。いずれの御膳も、ごはん、日替わり小鉢、根菜の味噌汁は共通。十二月の魚料理は鮭のちゃんちゃん焼きです。直売所の新鮮な野菜と鮭を包み、味噌と一緒に焼き上げる。自家製味噌のほどよい甘みと鮭の塩味が、ごはんによく合います。天ぷらの盛り合わせは、大きな海老がぷりぷり。
一方、12月の肉料理はクリスマスカラーのチキンステーキのグラタン。ブロッコリーやサツマイモなどの野菜と一緒に熱いまま、はふはふと頬張るのが醍醐味。かぼちゃのコロッケと地元野菜のキッシュは御膳定番のおかず。野菜本来の甘みが満ちたメニューたち。
これらのメニュー開発も担っている、「レストランつむぎ」部長さんに話を聞いた。つむぎで働く楽しさは何ですか?
「毎日、いろんなお客さんが来て、いろんな出来事が起こります。たいへんだけど、やりがいのある仕事だと感じています」
ここで迎えるお客さんは、地元のおなじみの人たちが中心。取材時は、生産者さんや子連れのお母さんたちが立ち寄っている印象。前の国道を通るドライバーたちも頻繁に訪れるという。
続いて、食後のデザートをおすすめしてくれたのは渡邊綾音さん。新卒一年目でスイーツメニュー開発を任されているパティシエ。今、おすすめなのは「パイコロネ(アールグレイ)」と「クッキーシューモンブラン」だとか。「パイコロネ」はさっぱりしたクリームチーズと、円筒系で美しいビジュアルが特徴。「クッキーシューモンブラン」は手作りクリームとカスタードの控えめな甘さが口の中に広がる、多幸感あふれる一品。サクッとしたまんまるのシュー生地と大きな栗がSNS映えしそう。
パティシエの渡邊さんが考案するスイーツは、他のスタッフの意見を聞きながら試行錯誤して完成させていくそう。見た目も味も注目の山愛の里スイーツ。新たな名物になる予感が、モンブランのクリームくらい濃厚です。