みちする

グルメ

2024.06.24

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またこちらは、道の駅をはじめ地域のお店で食事やお土産巡りも楽しんでほしいという思いから宿泊特化型となっているため、館内にレストランはなく、夕食は周辺の飲食店を積極的におすすめしている。そのかわり、道の駅ではランチを主流にそろえ、朝食についてはホテルの方で試行錯誤を重ねたものを用意している。「道の駅や地元の飲食事業者の方にお願いして、その土地の食材を生かしたお弁当『朝食ボックス』を作っていただきました」

〈フェアフィールド·バイ·マリオット·和歌山串本〉の朝食ボックス「黒潮薫る本州最南端で食す串本の海の幸山の幸」

ほかに、ロビーラウンジの奥には道の駅で購入した地元の食べ物を召しあがっていただけるようにと、電子レンジ、トースター、コーヒーマシン、日本茶やインスタント味噌汁などを備えたスペースがあり、宿泊者は自由に無料で使うことができる。

フロント脇にも、地元の特産品や菓子類、飲料などをそろえた売店(マーケットプレイス)が。ご当地ならではの食材や調味料を使った、東京自由が丘で人気のパン屋さん〈アルチザン・ブーランジェ・クピド!〉や、東京田園調布のフレンチ惣菜&食のセレクトショップ〈ル・トレトゥール 024〉と共同開発した冷凍のパンや総菜も販売されており、電子レンジやトースター調理で気軽に味わうことも可能だ。

枯木灘のそばにある〈フェアフィールド·バイ·マリオット·和歌山熊野古道すさみ〉には露天風呂付きの温泉施設〈望海(のぞみ)のゆ〉がある。

「1つの道府県内や隣接県で複数のホテルがございます。それぞれを渡り歩きながら、飲食に限らずホテルを起点としてさまざまな体験をしていただきたいと考えています」と、中本さん。

ホテルでは近隣の飲食店を紹介。その地域ならではのグルメを楽しんでもらっている。(写真はいずれもすさみ町の飲食店。上:〈BUSH DE COFFEE〉。下:〈すさみ夜市〉)

客室数は最も小さなホテルで50室。 大きな施設なら102室。「ホテルによって3階建から7階建までありますが、基本的にはキングルームとツインルームの2タイプ、となっています。また、お体の不自由な方のためのアクセシブルルームを1室ご用意しています」
さらに、愛犬といっしょに泊まれる「Dog Friendly Room」のあるホテルも拡大中だ。

旅人の思いを汲んだプロジェクトはまだまだ進行中。中本さんは「全国に29あるホテルの周辺にはまだ知られていない魅力にあふれたエリアが多くあります。その魅力的なエリアを知り、巡るきっかけになってほしいという思いから、スタンプラリーを企画し、オリジナルスタンプ手帖を制作しました」と目を輝かす。スタンプ手帖は、全国のホテルのスタンプを集めて楽しいスタンプラリー手帖と、自由に旅の計画や思い出、道の駅のスタンプなどを残せる無地の手帖の2冊が1セットになっている。集めていただくホテルスタンプもホテルスタッフがその地方ならではの伝統や文化、特産の魅力をぎゅっと詰め込んで、ひとつひとつ丁寧に制作したオリジナルスタンプだという。

中本さんはさらに続ける。「旅の思い出が、色褪せることなくずっと美しく残っていきますようにという思いから、スタンプ手帖の紙には傷みが少なく、保存性が高いと言われている伝統的な日本の和紙に決めました。スタンプの色も日本の伝統色の中から各ホテルで5色をセレクト。お好みの色付けを自由に楽しんでいただけます」真っ白な1冊には、自由に書き込んだり、写真やお店のカードを貼ったり、自分だけのオリジナルの手帖を作り込んでいけば、きっと思い出に残る素敵な旅ノートとなるはず。

集めたスタンプ数に応じて、ご当地ならではのお土産品や宿泊券などがもらえる。スタンプ手帖(スタンプラリー用・無地、2冊1セット)税込2,200円

旅のルートは自分次第!ロードトリップならではの楽しさや遊び心が詰まった拠点が、全国に拡がっている。
スタンプ手帖を携えて、全国のフェアフィールド·バイ·マリオット 道の駅ホテルを泊まり歩きながら、各地域をクエストする旅に出かけたくなってきた。

さあ、次はどこ行く?

フェアフィールド·バイ·マリオット 道の駅プロジェクト
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公式ラインアカウント→@ffmichinoeki

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