
駅の楽しみ方:
旬の魚も野菜も!
播磨の味覚がずらり
2023.03.31

兵庫県南西部、たつの市。
揖保川の河口にある御津町には、
三方を海で囲まれた干拓地「成山新田」がのどかに広がる。
その先の国道250線「はりまシーサイドロード」を走り抜けると、
風景はガラリと一変。
瀬戸内海と、そして、海を背に佇む道の駅があった。
ここでは何が待っているのだろう?
道の駅みつが開設されたのは2010年2月。以来、地元民やドライバーのお買い物スポットとして愛され、バスツアーの休憩地にも利用されてきた。多くの人を惹きつける理由はまず、播磨灘を一望できる絶好の立地。




そして、次に人気を支えるのは、「とれとれ直売所・産直売場」における多様な品揃え。売り場には旬の海産物、野菜が並び、開店すると同時に連日、新鮮な播磨の味を求めてやって来るお客さんで賑わう。ほとんどの生鮮は毎朝7時半ごろ、地元の漁師や農家が届けてくれるもの。これらの食材を目当てに、足繁く通うリピーターも増え続けている。
「みつ」を運営する株式会社清交倶楽部の松田清宏さんは「地産地消」を施設のテーマに掲げる。
「ありがたいことに、うちに『出荷したい』とおっしゃってくれる生産者さんはたくさんいらっしゃいます。でも、売り場のスペースは市内の生産者さん中心にしたいと考えています。地元に想いのある生産者さんを大切にして、たつの市の良さをアピールできる道の駅でありたいですね」と松田さん。




これらの生鮮食材はおみやげ以外にも、レストランメニューとしてお客さんを楽しませてきた。本館の奥には「レストラン魚菜屋(ととなや)」があり、海の幸グルメを提供している。このレストランも「みつ」に人が集まる大きな理由。
メニューを考案しているのは駅長兼任の料理長、牧野良弘さん。「料理で意識されていることは?」と聞くと、
「季節ごとの変化です。夏なら鱧や穴子、冬は牡蠣など、旬の食材を生かせるように心がけてきました。お客さんの反応を見ながら、メニューは毎年、細かく調整していきますね」との答え。訪れるたび、また違った味に出合えると知ってか、「レストラン魚菜屋」には、ランチタイムになると大勢のお客さんが詰めかける。




道の駅の地下には、たつの市が管理する「体験学習室」が。ここでは小学生向けのお楽しみイベントや、地元の方々によるワークショップ、料理教室などが開催されている。


たつの市の魅力をもっと深堀するなら、おみやげ売り場にぜひ!