みちする

グルメ:
贅沢な牡蠣ランチ
ほっこり屋台の味も

2023.09.09

ちょっと贅沢なレストランと気軽な屋台。気分次第でそれぞれの味わいを満喫できるのは〈あいおい白龍城〉での大きな楽しみ。定番の牡蠣メニューもスイーツも、何度も通いたくなるほど種類が豊富だ。

お食事処 和ダイニングまねき①牡蠣フライ定食

牡蠣フライ定食 1,518円。

ジューシーに仕上げた、牡蠣グルメの王道。揚げたてのほくほくした食感は、お買い物の後の空腹に染みわたる。大ぶりのフライ5個といううれしいボリューム感も支持されるポイントだ。

お食事処 和ダイニングまねき②牡蠣とじ丼

牡蠣とじ丼 1,210円。

新鮮な牡蠣に玉ねぎをからめ、卵とじにした丼。甘口のたれが、食材のハーモニーを引き立てている。まろやかな味わいでご飯との相性抜群。生牡蠣や焼き牡蠣とも違った、牡蠣のおいしさを発見できる。

お食事処 和ダイニングまねき③牡蠣えきそば

牡蠣えきそば 638円。

レストランを運営する〈まねき食品株式会社〉の代名詞といえば、終戦直後に姫路駅で原型が生まれたとされる「えきそば」。それから試行錯誤を経て、現在の中華麺と和風だしというの組み合わせに落ち着いた。本家「えきそば」に相生産牡蠣をトッピングしたメニューが「牡蠣えきそば」。つるつるっと滑らかにすすれる麺と、プルプルした牡蠣の食感が相まって、食べ進むほどにハマる。さらに、だしにも牡蠣の旨みが引き出され、飲み干したくなるくらい美味。

お食事処 和ダイニングまねき④天使の塩ソフトパフェ

天使の塩ソフトパフェ550円。

〈まねき〉で愛されているパフェ。こだわりは、ソフトクリームとガトーショコラに使われている赤穂産の「天塩」。この塩が、スイーツの甘さをより一層引き立てる。塩気と甘さの魅惑的なループが続き、気がつけば完食してしまうデザートだ。

元気焼 相生店①お好み焼

カキ入お好み焼(季節限定) 750円。
えびタルタル焼(タルタルソース) 750円。

道の駅内の屋台、〈元気焼 相生店〉はお好み焼き屋さん。注文窓口のそばに鉄板があるので、できあがるまでの工程を眺めながら待つ間もワクワク。名産の牡蠣をたっぷり使った「カキ入りお好み焼(季節限定)」や王道の「ブタ玉(元気焼)」が看板メニュー。変化球では「えびタルタル焼」。タルタルソースが隠し味の生地とえびが絶妙に絡み合う、クリーミーな洋風のお好み焼きだ。

元気焼 相生店⑤いちごジュース

いちごジュース(写真左) 500円。アール・グレイ(写真右)300円。

〈元気焼〉を切り盛りする「おかあさん」が、自宅で作っていたジュースを道の駅でアレンジ。その場でいちごをミキサーにかけてできたジュースに、生クリームをたっぷりデコレートしている。いちごの甘酸っぱい果肉の粒々感が残っていて、スムージーのような喉越しがクセになる。見た目もきれいだから、飲む前にはぜひ写真をパシャリと!

お店の方のコメント

道の駅で営業して16年、〈元気焼 相生店〉の「おかあさん」。

〈元気焼 相生店〉で厨房に立ち続けている「おかあさん」は、道の駅でグルメを作る楽しさについてこう語ってくれた。
「常連さんが増えていくのはうれしいね。遠くから来てくれはった、一年に1回くらいしか会えないお客さんも『おいしかった、また来るね』って約束してくれるんですよ。こういう、人間同士のつながりが道の駅でのやりがいになってます」。

足繁く通う人はもちろん、観光やドライブの休憩で寄った人も、道の駅との縁が生まれていく。おいしい食べ物が織り成す、そんな交流もまた、道の駅を訪れる面白さのひとつ。温かく迎えてくれたみなさんに、「また来ますね」とそっと心の中で誓った。

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