みちする

お買い物・グルメ:
特産品をより良く!
西脇のパワーに感動

2023.08.29

西脇市は県下最長の加古川が流れているエリア。さらに、杉原川、野間川と合流することで兵庫県を代表する水源が生まれた。太古より、川沿いには集落が形成されてきた。やがて稲作文化が育まれ、畜産業に欠かせない飼料にも恵まれていく。こうした豊かな地の利は産業を育んでいき、人々のバイタリティーは、酒づくりや織物工業などにも生かされるようになった。

そんな背景を踏まえながら、〈北はりまエコミュージアム〉のおみやげやグルメを眺めていくと、西脇という土地と人々の熱気をより強く感じることができる。

道の駅のおみやげ①へそゴマシリーズ

「日本のへそ」という西脇市の愛称にちなみ、地元の〈みのり農業協同組合〉が開発した食品たち。特に、こうばしい味と香りの金ごま「金播磨」をベースにした、ぽん酢とドレッシングが人気を集めている。いずれも化学調味料を使っておらず、ごま本来の香ばしさを存分に味わえる。しゃぶしゃぶや野菜サラダとの相性は抜群だ。

道の駅のおみやげ②地元農家発のアイテム

季節のフルーツを使ったジャムが、おみやげ店の棚にずらり。これらは市内の生産者がいちごやゆずの風味を楽しんでもらおうと、丹精込めて作ったもの。さらに、ビール醸造所〈丹波路ブルワリー テラノ・サウス〉と市内のいちご園がコラボした、いちごの発泡酒「シュガーストロベリー」も誕生した。麦芽使用率は50%以上とビール並み。フルーティーないちごとの驚きの相性をぜひ試してみてほしい。

いちごジャムを品出し中の出荷者さん。果実味たっぷりの手づくりジャムは道の駅の人気商品。
〈佐藤果実工房〉のいちごを原材料にした発泡酒「シュガーストロベリー」。

道の駅のおみやげ③黒田庄和牛の「旨いもん」

西脇市が誇るブランド和牛が「黒田庄和牛」。子牛は選り抜きの「但馬牛」、自然豊かな黒田庄地区でおよそ2年半かけて大切に育てられ約9割が「神戸ビーフ」に認定されるなど、品質は折り紙付きだ。その肉は赤身の味が濃く脂がきわめて上質で、サシが人肌で溶けるほどだという。海外にもファンが多い黒田庄和牛は〈北はりまエコミュージアム〉でも人気のおみやげになっている。濃厚な味わいを豪快に堪能できる「牛めし」は、地元民に愛されているボリューム満点の弁当。通りすがりの観光客やドライバーのランチにも人気だ。

ブランド牛をレトルト食品に!贅沢な「黒田庄和牛ぎゅぎゅっとカレー」。

道の駅のおみやげ④日本酒

北播磨地方は酒米「山田錦」の産地としても有名。比較的温暖でありながら、昼夜の気温差が大きい地域なので稲作に向いている。「山田錦」のほかにも積極的に酒米が栽培され、酒蔵も次々に建てられてきた。〈北はりまエコミュージアム〉では、地域の酒蔵の商品や、地元のお米を使ったおいしい日本酒を厳選。初心者向けの飲みやすいものから、通をも唸らせる銘酒まで、道の駅に揃っている。

播磨エリアで採れた「山田錦」のみを使った本醸造酒「那珂の唄」。
イラストにも風情がある〈白雪食品株式会社〉の「甘酒飴」。ノンアルコールなのでドライバーや子供にもおすすめ。

次に、〈北はりまエコミュージアム〉のランチとスイーツも紹介。

〈たにし〉のメニュー①黒田庄和牛ステーキ定食

黒田庄和牛ステーキ定食 2,500円。

サイコロ状にカットした黒田庄和牛を、鉄板で焼き上げた王道料理。熱々の肉汁とやわらかい食感の組み合わせがたまらない。噛んでいると、赤身の甘さをほのかに感じられるようになるのは黒田庄和牛の大きな特徴だ。

1日限定5食。注文するならお早めに。

〈たにし〉のメニュー②黒田庄和牛肉うどん・つけ麺

黒田庄和牛肉うどん・つけ麺 1,000円

うどんをつけ麺にして、出汁には黒田庄和牛のバラ肉をふんだんに入れている。うどんをちょんと出汁にひたせば、すぐに絡みついてくる脂の乗った和牛。後は一気にすするだけ。ツルっとしたうどんのこしと、ジューシーな和牛の相乗効果で食欲倍増だ。

かつおだしには黒田庄和牛の脂が染みわたっている。

〈たにし〉のメニュー③山田錦のジェラート

山田錦のジェラート 600円。

〈たにし〉のデザートでは「山田錦のジェラート」が人気。すっきりした風味のバニラジェラートに、「山田錦」の米粒が混ざっている。バニラと「山田錦」、2種類の違った甘さが口の中で溶けていく。和牛の後に頼みたい、爽やかなスイーツだ。

米粒の噛み応えもアクセントになっている。

ネーブルバーガー〈STARS〉のメニュー

「西脇ローストビーフバーガー(左 1,200円)」と「ネーブルバーガークラシック(右 900円)」。

道の駅の中で営業しているハンバーガーショップ、〈スターズ〉は独創的なアイデアで、リピーターを増やし続けてきた。看板メニューの「西脇ローストビーフバーガー」は黒田庄和牛のローストビーフと地元野菜を掛け合わせた、見た目もカラフルな一品。使われている野菜の多くは道の駅の直売所から仕入れている。サツマイモや黒豆など、バーガーとしては意外な野菜が入っているのも、地場産品の良さを伝える道の駅ならでは。

分厚いハンバーグをバンズで挟んだ「ネーブルバーガークラシック」も安定したおいしさだ。

お店のコメント:〈STARS〉店長・河野素子さん

笑顔で接客中の河野素子さん。

「お店のメニューは全部私が考えています。黒田庄和牛のおいしさをどうやって知ってもらうかポイントですね。基本はワンオペのお店なのでお客さんに待ってもらうことも多いのですが、その間におみやげを買ってもらうとか、公園をぶらりとしてもらうとか、道の駅と良い関係を築きながら営業できていますね」。

〈北はりまエコミュージアム〉に置かれている商品はどれも、地場産品を大切にしているものばかり。米や農産物、肉などの自然の恵みを人の手でよりおいしく。歴史の中で根づいた、そんな西脇市民の精神が道の駅にみなぎっていた。

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