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そうめんに銘菓&…
播磨名物が百花繚乱

2023.05.02

店内を見渡すだけで心が躍る。それほどまでに、道の駅しんぐうのおみやげはバリエーションに富んでいる。播磨名物ももちろんのこと、ここでないとなかなか手に入らない商品も盛りだくさんだ。

〈しんぐう〉で買える播磨名物①「揖保乃糸」シリーズ

「揖保乃糸」の商品数、種類の多さは百貨店並み。

たつの市は日本三大そうめんのひとつ「揖保乃糸」の名産地。道の駅しんぐうにも「揖保乃糸」のコーナーが広い面積で設けられている。1本あたりの太さが0.55~0.60ミリメートルの最高クラス「三神(さんしん)」から、もっちり感がクセになる「太づくり」まで、全7つのグレードが勢揃い。「大切な人へのギフト」「旅の思い出」など、用途に合わせた品を選んでみよう!

熟成を重ねて「揖保乃糸」は細くなればなるほど、しっとりした食感に変化。「三神」「特級」はその最高級グレード。

〈しんぐう〉で買える播磨名物②和菓子

たつの市は「播磨の小京都」と呼ばれるだけあり、伝統的な和菓子がさかんに作られてきた。

歴史ある和菓子の名店が点在するたつの市内。道の駅しんぐうでは、地元の有名店の代表銘菓が一堂に揃い、よりどりみどりで選べるため、「おみやげ買い忘れた!」なんていう旅帰りにも、パパっとまとめて買えるからありがたい。それに、いろんな和菓子を単品買いできるのも気が利いている。

揖保川を泳ぐ鮎の姿を模した〈大三萬年堂〉の「揖保の鮎」は、すっきりした甘さのこし餡が詰まった最中。
大粒の果実がまるごと入っている〈櫻屋〉のいちご大福。
〈大黒屋丹治〉の大黒餅。明治以来、七福神の大黒様に縁起を担ぎ、福を呼ぶ和菓子として兵庫県民に親しまれてきた。

〈しんぐう〉で買える播磨名物③〈Cafe la dada〉のアーモンドバター

50年以上もレシピが受け継がれてきたアーモンドバター

姫路駅前に店を構える喫茶〈Café La Da Da〉では、アーモンドトーストが大人気。もはや全国区でも知られるそのアーモンドバターを〈しんぐう〉ではおみやげにできる。パンに塗って焼くだけで、香ばしくて甘い喫茶店のトーストを家庭でも味わえる。

名物のおみやげのほかにも、〈しんぐう〉には個性的な商品が並んでいた。

みちするのピックアップ商品①酒粕・甘酒

播磨は関西を代表する米どころ。さらに江戸時代前期から、城下町に集まった商人たちが米の醸造文化を発展させていったことでも知られる。その名残として今でもたつの市内では、醤油や日本酒など、数多くの発酵食品が作られている。〈しんぐう〉で驚かされた発酵食品は甘みが豊かな酒粕。ショーケースの前に立つと、うっとりするような酒粕の香りに鼻腔をくすぐられる。

酒蔵「奥播磨」で作られた純米の酒粕は、無添加で雑味がない。
〈白雪食品〉の甘酒には砂糖も甘味料も使われておらず、国産米による酒粕そのものの風味を満喫できる。

みちするのピックアップ商品②「らーめん播磨王」

鶏がら塩味(青)と、屋台風の背油入り醤油味(赤)。

兵庫県民以外にはあまり知られていないインスタントラーメン「らーめん播磨王」。シコシコした麺とあっさり系スープの組み合わせは、一度口にするとやみつきになりそう。

「播磨王」売り場のすぐそこには、地元を中心とした新鮮な野菜コーナーが。ラーメンの具材も一緒に選ぼう。

みちするのピックアップ商品③〈くりすチェスナッツ〉のスイーツ

ジャムやケーキなど、〈くりすチェスナッツ〉商品には新メニューが続々生まれている。

道の駅から車で5分ほどの距離にある、スイーツショップ兼和カフェの〈くりすチェスナッツ〉。2021年の開店以降、オリジナルの「渋皮煮プリン」が「西播磨フードセレクション2022」で金賞に輝くなど、スイーツファンの心を射止めてきた。そんな〈くりすチェスナッツ〉のスイーツたちも、〈しんぐう〉のおみやげ売り場に彩りを添えている。。本店は週末と祝日のみの営業なので、平日でも人気スイーツを買える道の駅はとても貴重。

栗やいちごなど、素材の味を大切にしているのが「くりすチェスナッツ」の魅力。

〈しんぐう〉には誰もが知っている播磨の名物も、隠れた良品も揃っている。たつの市を通りがかったら、ぜひとも買い物に寄ってみて。

道の駅で出合ったインパクト大の商品

キャンパー用に木製の腰掛台や、焚火に使う薪材。山のそばの道の駅ならではのラインナップだ。

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