バブルマンに会いに行こう!秋の〈四季の郷公園〉でアウトドアを満喫
2023.11.14 PERSON
和歌山市の〈道の駅 四季の郷公園 FOOD HUNTER PARK(以下、四季の郷公園)〉は、自然の中でバーベキューやハイキング、アスレチックなどを楽しめるスポット。駅内のドッグパークも愛犬家たちの交流の場として愛されてきた。秋のアウトドアにおすすめの〈四季の郷公園〉に、「バブルマン」と名乗る謎の人物が現れ、子供たちから絶大な人気を集めているという。彼の正体は?10月の〈四季の郷公園〉を訪れた。
土曜日朝、バブルマンは11時に芝生公園「四季の広場」に出現予告をしていた。早く到着したので、道の駅をまわりながらバブルマンを待つことに。週末の〈四季の郷公園〉は、小さな子供を連れたファミリー層でいっぱい。みなさん、〈炎の囲炉裏〉がある広場で遊んだり、テラス席でお茶したりと、各々のスタイルでのんびりと過ごしていた。
日差しがやわらかい秋の朝、外で風にあたりながらランチにしよう。そう思い、ベーカリー〈焼所(くべしょ)〉でサンドイッチとソフトクリームをテイクアウトして広場のテラス席に。
広場は予約制のバーベキュー場も兼ねている。空いていれば当日手ぶらで飛び込んでもOK。食材はショップ〈水の市場〉で調達できるからだ。ここでは肉も野菜も飲み物も選び放題。
ランチを食べ終えたところで、〈四季の広場〉へと向かう。ここは小川が流れる、森のそばの美しい公園。思いきり走り回れるほど開放感のある空間で、フリスビーやキャッチボールをして遊ぶ親子の姿も見えた。
〈四季の広場〉を通り過ぎ、丘を上っていく途中にも注目のスポットが連なっている。
11時ぴったり、ついにバブルマンが〈四季の広場〉に登場した。
「みなさん、今日は四季の郷公園に来てくれてありがとうございます。いつもよりたくさんのお客さんが来てくれてうれしいですね」。
軽快なトークに引き寄せられて、子供たちがバブルマンの周りに集まってきた。そこでバブルマンが謎の大きな輪っかを掲げると―
そう、バブルマンはシャボン玉パフォーマーだった。無数のシャボン玉を夢中で追いかける子供たち。
「シャボン玉の次は、道の駅のおみやげやお食事も楽しんでくださいね」。
しっかり道の駅の宣伝もしていくバブルマン、その正体は〈四季の郷公園〉副駅長の李野さんだった。道の駅の広場で練習していたシャボン玉パフォーマーと知り合って自分でも始めてみたそう。いまや、お客さんの前でハイレベルな技の数々を披露するまでに上達した。それほどの努力を惜しまないのは、「少しでもこの場所に注目してほしい」という道の駅への思い入れがあるからだ。
自然の中でたっぷり遊び、季節のグルメも味わえる〈四季の郷公園〉。気候が穏やかで作物も実る秋にはその魅力が、まるでバブルマンのシャボン玉のように大きくふくらむ。ぜひ、家族や友人と一緒に足を運んで、自由にアウトドアを満喫しよう。