旬の海鮮や野菜たっぷり!道の駅の食材でつくる「サクアス鍋」
2024.02.14 FOOD
「今日の献立、何にしよう?」。
迷ったら〈道の駅 海南サクアス〉へGO!
和歌山県海南市の〈海南サクアス〉には海南市の魚介類、農産物、
素材や製法にこだわった調味料もずらりと並ぶ。
〈魚盛水産〉や〈産直マルシェ〉をぐるりとまわれば、
ひと味違う、とっておきの献立がきっと見つかるはず。
まったくのノープランで買い物に来ても大丈夫。〈海南サクアス〉では旬の食材に精通した、頼もしいスタッフさんたちがそろっているから。まずは鮮魚店〈魚盛水産〉へと足を運び、鍋に合う海産物をスタッフさんに相談してみた。
① 今晩の主役のお魚は?
「今日はいいカワハギが入ってきているので、お鍋にしてみてはいかがしょう?冬から春にかけてのカワハギは身が大きくて、ぷりぷりした食感が最高ですよ」
スタッフさんのもうひとつのおすすめ食材は鯛。冬の鯛は春の産卵期に備えて栄養をたくわえ始めるので、身に脂が乗ってくる頃だという。
② 朝採れのフレッシュな野菜
次は、野菜や調味料などを置く〈産直マルシェ〉へと向かった。
③ 鍋をもっとおいしくする具材
しらたきや豆腐、締めにほしくなる麺なども、〈産直マルシェ〉で探してみた。
④ 柑橘王国・和歌山ならではの調味料
和歌山県はみかんに代表される、柑橘類の名産地。じゃばらや橙を使ってできた調味料の数々が〈海南サクアス〉には置かれている。海南市外ではなかなか見られない商品も多い
⑤ 鍋に合わせるならこれ!海南市の地酒
鍋をつつくと、お酒が飲みたくなるのでは?食中、食後酒にぴったりの日本酒も〈産直マルシェ〉にはそろう。純米酒「黒牛」は「山田錦」のやわらかい甘みを引き出した、奥深い味わい。その名前は、海南市の黒江潟の岩が、万葉集の和歌で黒牛に例えられたことに由来する。
「黒牛の海 紅にほふ ももしきの 大宮人し あさりすらしも」(藤原卿/第7巻 1218番歌)
製造元は、海南市黒江で幕末から現在まで酒造りを行う〈株式会社名手酒造店〉。海南市の山田錦を中心に全国から集めた酒造好適米を、蔵内の井戸から引いた水で仕込んで醸造している。約3半世紀にわたり、伝統的な酒造りのノウハウを守り続けている酒蔵だ。
⑥鍋をつくる
さて、サクアスで仕入れた食材で「海鮮鍋」と「鯛しゃぶ」をつくってホームパーティー。
まず、「海鮮鍋」は昆布だしのシンプルな水炊きにした。
〈魚盛〉でさばいてもらった魚と、切った野菜や豆腐、くずきりを鍋に入れて中火にかければ―
完成!
こちらは、さっきさばいてもらったばかりの鯛で「鯛しゃぶ」。
スタッフさんの話を聞いたり、その日のおすすめのポップを見たりして、思いもよらなかった魚や野菜、調味料に出合えるのが〈海南サクアス〉の魅力。春や夏、秋にはどんな食材が登場するのだろう?
お肉も充実!
お肉で鍋をするなら、「紀の国みかんどり」がおすすめ。有田市をはじめとする和歌山県の自然の中で、ストレスなく育てられた鶏の肉だ。飼料には、乾燥させた和歌山産みかんの皮をブレンドしている。そのため、身はさわやかな味になり、鍋の具材に適している。
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